日だまり接骨院のお知らせ

新型コロナウイルスに対するPCR検査について、感度・特異度が低いという話題を良く耳にします。
ところで、感度・特異度ってなに？ってなりますよね。

つまりはこのようなことになります。
陽性の判定の中にも陽性だけでなく陰性の方（偽陽性）がいる。その割合が多いことを感度が低い検査といいます。
それによってなにが起きるか？
もし、陽性の方が医療施設に入院隔離となれば当然偽陽性の方も対象となります。
入院隔離が必要のない方まで入院施設が必要になるし、もし偽陽性の方が陽性の方と同部屋で過ごすことになれば、そこでの感染の可能性も増えるでしょう。
つまり、ベッド不足になることにより本当に入院隔離が必要な方のベッドが確保できずに医療が崩壊する。
韓国やイタリアがこんな状況に陥っているのではないのでしょうか？
先日、孫正義さんが検査キットを大量に寄付するとツイートがありましたが、これって親切？混乱を招く？ってことで炎上したんでしょうね。

次に、陰性と判定された方の中にも陽性の方（偽陰性）の方がいる。その割合が多い検査を特異度が低い検査といいます。
そうするとどうでしょうか？
検査で陰性だったからといって色々なところに出歩くと、
実は結果に出なかっただけの陽性なので、そこから多くの人に感染してしまう可能性が生まれる。
すごく怖いですよね。悪気は無いんです。だって検査で陰性って判定されてるんですから。
どこかの地域で感染させてやるって出かけて本当に感染させた事件がありましたが、こんなのはもってのほかです。

テレビを観てると全員に検査を受けさせるべきだとの意見を仰っている有識者の方がみえます。
その病気に対する薬・ワクチンができていればそれもいいでしょう。
でも、現状で濃厚接触があったというなら話は別ですが、軽症の風邪のような症状方に検査を受けさせる意味が私にはわかりません。
体調が悪くなったらまずは自宅で安静にして様子をみるのもいいんじゃないでしょうか？
どうせ薬はまだ無いんです。慌てて病院受診することってないですよね。悪化してきたら保健所なり専門機関に連絡して受診しましょ。

そう考えると現在の日本の新型コロナウイルスに対する対応ってbetterですよね。
このまま、広がらずに早く終息しますように。