日だまり接骨院のお知らせ

東京ビッグサイトにて、日本健康予防医学界の対人スキルセミナーを受講しました。
講師は、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんのお母さんの、杉山芙沙子先生。
受講前は正直なところ、認定カリキュラムであるからしょうがないので受講するというテンションでした。
ところが、実際受講した感想は、
ホントに受講して良かった。に変わってました。
具体的には、人の話を聴く、傾聴を学ぶこと。
時間を設定して、ヒアリングをして、意見を言うこと。
自分や、自分を取り巻く社会の環境についてゴール設定をして、時間内に一人づつ発表すること。
当たり前にできていると思っていたことが、不十分だと気付きました。
それは、他の受講者の先生達の発表を聴いていて気付いたことで、限られた時間の中で、思いの丈を全て吐き出そうとする…早口で立派なことを発表している。
正直、なんだか情熱的だということしか、入ってこない。
理想を語りたいのはスゴくわかります。
でも、聴き手側からすると、余計な情報はいらない。
端的に箇条書きした内容を伝える。それくらいの方がグッと聴き手側には入ってくるし、わかりやすい。
短時間で伝えるためには、余計な枝葉は取り除いて、幹となる部分を伝えればいい。
聴き手側が気になればそこを質問してくるから、そこに答えれば良いアドバイスが帰ってくる。
細かく伝えようとすることが、かえって話の全体像をぼやかしてします。
言いたい事を伝えるためには最小限の言葉で行うべきだと、傾聴するのが苦手な自分には感じました。
セミナーの度に、全国の先生方と知り合いになったり、更に親しくなったりしている事が幸せです。
治療に関する実技的なセミナーではありませんでしたが、仕事の方向性、自分の在り方がはっきりとしてきています。
明日から何かが変わるはず