2022年07月07日
Case.08 首の痛みから右腕全体が痺れてきた40代事務職男性
久しぶりの症例報告です。
40代男性 起床時より首に痛みがあり気にはなっていたが寝違えで安静になれば治るだろうと放置。
症状改善が見込めず,数日後他院(接骨院?整体院?)へ。
説明によると,頚椎の3番4番7番がズレているということでボキボキっと矯正されたそうです。
通院する前にも左腕が若干痺れていたが,それがひどくなったような気がするとのこと。
先生の説明では首の骨のズレは治ったとのこと。
以上の一連の流れは私には理解できないところなのですが,
仮にその先生が仰るように、背骨の何番目がどのくらいズレているのかわかった上で上手に矯正することができたとしましょう。
dも、症状が改善するどころか悪化するようでは,評価自体に間違いがありアプローチも見当違いだと言わざるを得ません。
当院受診は痛みが出てから2週間以上経過した後でした。
当院での評価
首のアライメントが良くない。一般的に言われるスマホ首のような状態。
痛み:首から左肩(下を向くと少し楽)仰向けに寝ると左肩の付け根と胸の間あたり
痺れ:左腕 力こぶのあたりと手のひら(小指は大丈夫そう)
上記により痺れは筋皮神経・正中神経もう少し中枢に行くと腕神経叢の上神経束と下神経束の一部に関連し,後神経束は影響ないと判断。
施術
組織間リリースを行いました。
方法は
①首の前外側からC5〜C8神経根をリリース
②鎖骨の下側から左腕方向に神経を辿りながらリリース
③左腕から神経を辿って脇の下を通り②でリリースしたところまで
④左腕全体を神経を辿りながら手のひらまで
⑤僧帽筋の前側を副神経を辿りながらリリース
上記の方法で痛み・痺れは落ち着きました。
私は頚椎の何番目がどれだけズレてるとか評価はできません。
ですから,聞かないでください。分かりませんから。
でも,神経を辿って触っていくことはできます。
あとは,経過を見ながらリリースしきれなかった部位のリリースを継続していきたいと思います。
40代男性 起床時より首に痛みがあり気にはなっていたが寝違えで安静になれば治るだろうと放置。
症状改善が見込めず,数日後他院(接骨院?整体院?)へ。
説明によると,頚椎の3番4番7番がズレているということでボキボキっと矯正されたそうです。
通院する前にも左腕が若干痺れていたが,それがひどくなったような気がするとのこと。
先生の説明では首の骨のズレは治ったとのこと。
以上の一連の流れは私には理解できないところなのですが,
仮にその先生が仰るように、背骨の何番目がどのくらいズレているのかわかった上で上手に矯正することができたとしましょう。
dも、症状が改善するどころか悪化するようでは,評価自体に間違いがありアプローチも見当違いだと言わざるを得ません。
当院受診は痛みが出てから2週間以上経過した後でした。
当院での評価
首のアライメントが良くない。一般的に言われるスマホ首のような状態。
痛み:首から左肩(下を向くと少し楽)仰向けに寝ると左肩の付け根と胸の間あたり
痺れ:左腕 力こぶのあたりと手のひら(小指は大丈夫そう)
上記により痺れは筋皮神経・正中神経もう少し中枢に行くと腕神経叢の上神経束と下神経束の一部に関連し,後神経束は影響ないと判断。
施術
組織間リリースを行いました。
方法は
①首の前外側からC5〜C8神経根をリリース
②鎖骨の下側から左腕方向に神経を辿りながらリリース
③左腕から神経を辿って脇の下を通り②でリリースしたところまで
④左腕全体を神経を辿りながら手のひらまで
⑤僧帽筋の前側を副神経を辿りながらリリース
上記の方法で痛み・痺れは落ち着きました。
私は頚椎の何番目がどれだけズレてるとか評価はできません。
ですから,聞かないでください。分かりませんから。
でも,神経を辿って触っていくことはできます。
あとは,経過を見ながらリリースしきれなかった部位のリリースを継続していきたいと思います。
Posted by 日だまり接骨院 at 11:33│Comments(0)
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