2018年11月09日

超音波画像を使用して考える(高校生 投手 肘)

症例は高校1年生 野球部所属 ポジション ピッチャー 右投げ 右打ち
4日前 練習試合にて7イニング(2失点)を投げ右肘関節内側、後方の痛みを訴え来院。
この投手の球種は2種類。ストレートで追い込んで決め球はスライダー。
特にスライダーを投げた時に痛みが強い。
肘の動きをチェックすると、完全には伸びない、そして曲がらない。
特に伸ばして行くと肘の後方の痛みが強い。曲げると内側が痛む。
おおよそ、内側の痛みについては想像がつく。後方の痛みがいまいちわからないので超音波画像観察装置を使う。



筋肉が骨に付着している部位で、反応がある。
これは、炎症の結果再生のために血流が増していると思われる。
この部位で炎症するというのは、follow-through後に肘の骨と腕の骨が衝突し、筋肉が挟み込まれていると思われる。
つまり、投げ終わった後のfollow-through後に手首をしっかり曲げていないと想像できたので、フォームを気をつけるようにアドバイス。

曲げ伸ばしの運動制限、痛みは徒手リリースにより約90%改善。
見えないものが見える超音波画像。
せっかく持っているのでどんどん使用していきます。



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Posted by 日だまり接骨院 at 07:49│Comments(0)日だまりニュース
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